飲食店
石の部屋、静寂の空間
かつて「ねこぽぽテラス」というカフェだった古民家を、パティスリー「PATISSERIE YUZENEN」として改装した複合施設。フランス菓子の繊細さと、日本の自然素材・古民家の佇まいを融合させた唯一無二の空間が特徴。ショップ棟は白漆喰の壁・無垢材の床・ラタン素材のペンダントライトで温かくまとめ、コンクリート天板のカウンターに木製ショーケースを組み合わせる。最も大胆なのは敷地内の石室。巨大な自然石に囲まれた空間をイートインとして活用し、無垢材の一枚板テーブルを据えた。古民家の黒い板壁と新しいコンクリート・白漆喰の対比が生む新旧の対話。ピザカフェから洋菓子店へ——用途を変えながら、空間そのものがブランドの世界観を体現する店舗へと生まれ変わった。
長野市若穂保科の庭園に囲まれた古民家パティスリー「PATISSERIE YUZENEN -悠然苑- byNEKOPOPO」。フランスの伝統菓子をベースに日本人の味覚に寄り添った洋菓子を提供する。パティシエの宮原優がつくる生菓子は常時10〜12種。シャインマスカットのラムレーズンサンドやムラングシャンティーなど、地元産の季節フルーツを活かしたケーキが並ぶ。カヌレ、マドレーヌ、フィナンシェといった焼き菓子も充実し、ギフト需要にも応える。カフェでは月替わりパフェが目玉。店内4席に加え、石室の別邸に8席を構え、自然石に囲まれた非日常の空間でスイーツを味わえる。駐車場20台完備。